テストに合格するための中国語の勉強法

タイトルです 中国語

台湾現地就職後、ようやく1ヶ月が経過しました風林です。

最近友人と台日三聲道というポッドキャストを始めたのですが、そこでこれまでの中国語学習をざっと振り返ることがありました。以前「ゼロから始める中国語、1年後の実力はいかに?」という記事では、一年の中国語学習で大体どの程度のことができるようになるのかを書きましたが、今回は具体的にどう言う勉強をしていたのか、自分への記録も兼ねて、振り返りながらまとめていこうと思います。

自分の経歴
2019年9月 台湾で語学留学開始
2020年3月 TOCFL C1合格
2020年11月 台湾現地企業にて就職

ちなみに、今回紹介するのはあくまでテストに合格するための学習方法なので、運用方法や作文、会話能力とは全く別のアプローチとしてください。TOCFLやHSKを受ける方の参考になれば幸いです。

テストに合格する中国語の勉強方法

最初に結論を言うと、

  1. 自分の受けるべき階級を知る
  2. そのレベル用の対策問題集を1冊買う
  3. リスニングはスクリプトが全部聞き取れるまで聴き込む
  4. 語彙は類義語・対義語をペアにして、細かいニュアンスの違いをしっかり理解する
  5. 直近3回分の模試を、回答と文章を覚えるくらいまで解く

という勉強方法になります。非常にシンプルですが、ポイントは4と5ですね。

あれこれ新しい問題集を買うよりも、

1つの問題集と、直近3回分の過去問を全部覚える勢いでやってみましょう。

学び始め~TOCFLに合格するまで

まず、ざっと私がTOCFLを受けるまでの経緯を書いておきます。

台湾留学する前から、
1年後には台湾で就職ができるレベルまで持っていきたいと言うことを目標にしていました。

現地就職するにはそれなりの中国語レベルが必要なのは当然で、色々と調べてみると、それを証明できるのがTOCFLと言われる中国語検定であることがわかり、どうやら、TOCFLのCレベル「流利級」以上を所持していることで、公的に中国語能力が認められるらしいと知りました。

1年後に就職をするということは、就職活動は3ヶ月かけるとして、そうすると合格しなかった時のための保険も兼ねて、半年前にはCレベルをパスできるレベルに達していることが理想のタイムラインということになり、ひとまずチャレンジとして留学半年で流利級に合格するという目標を設定!

しかし、語学学校の授業のペースは大体1年で漸くCレベルに届くか届かないか、
というスピードなので、のんびり授業だけでてると絶対に間に合いません

ということで、ひとまずTOCFL合格に向けて、自学を開始しました。

まず敵を知る-TOCFLの過去問を解く

では、合格へ向けた勉強方法をまとめていきます!

の前に、まず敵を知るのが第一。

自分がどの級を受けるか、ちゃんと決まっていますか?

「初めて受けるから、1番簡単なレベルからでしょ!」と思っている方もおられるかも知れませんが、
まずはテスト問題を見てから判断しましょう。

Aレベルに合格しなくとも、いきなりBやCレベルに挑戦すると言う判断も可能と思います。

TOCFLの過去問を解いてみよう!

TOCFLを主催している國家華語測驗推動工作委員會のウェブサイトから、
目標としているCレベル、その下のBレベル、Aレベルと各級の過去問を解いてみましょう!

ちなみに、その時の私の個人的な印象は、

Aレベル:受ける必要なし。
Bレベル:リスニングは太刀打ちできない、文法全然解けない、読解は日本語能力でなんとか解ける。
Cレベル:南無阿弥陀

こんな感じでした。

Cレベルは全く手も足も出ないということで、
ひとまずBレベルをまともに解けるようになることが目標に。

長文読解は日本語力でなんとかクリアできるとしても、
語彙力リスニングには圧倒的な壁があることに気づきました。

というので、取り組んだのはこれ、華語文能力測驗關鍵詞彙:高階篇

要はTOCFLを突破するための語彙力を鍛えるための本なのですが、
リスニング+語彙+読解の3パートがあって、満遍なくテスト対策もできます。

とはいえ、この本はもともと中~上級者向けにデザインされているので、
当然初級者の私にはまともに解けるはずがありません

なので、問題を解く、というやり方よりも、
この本一冊を覚えにかかるような使い方をしました。

リスニング&語彙力Upの取り組み方

では、具体的な取り組み方に進みましょう。

リスニング部分は、20秒程度の文章聞き取りの後問題に答える、
というような内容なのですが、1回目聞いた時は、聞き取れる内容は5%以下でした。

だけど、それは当たり前。開き直って、下記の手順で取り組みます。

  1. 知っている語彙は全部聞き取れるまで10回くらい聞く
  2. 約60%くらい聞き取れた後、どうしても聞き取れない場所をマークアップ
  3. 聞き取れない=知らない語彙なので、その部分のスクリプトを見て、新しい単語を覚える
  4. その際、新しい単語は辞典を引き、例文をみて、意味だけでなく実際の使われ方も確認することで、微妙なニュアンスや類義語との違いを把握する
  5. 新しい単語と、調べた意味や例文をQuizlettに入れる
  6. 移動時間や休憩時間などで、毎日ひたすらQuizlett
  7. 1~6のループをひたすら継続、最低でも参考書を3周する

ということをしていました。

具体的にいうと、こんな感じです。

1.一回目聞いた段階
A:我用xxx看病,醫生xx看得到我之前的xxxx?
B:並不是把xxxxxxxx,就能xx看得到!xxxx去xxx上的xx才能進一步看到。
A:xxx內容都看得到嗎?
B:xxx只會xx最近六次的xxxx,xxxx的xx及xx。目前xxx上xx紀錄xx的內容。你放心!

ほんとにこんな感じで、最初はボロボロです。でもあきらめない!

2.知らない単語だけになるまで聴き続ける
A:我用健保卡看病,醫生是否看得到我之前的就醫xx?
B:並不是把健保卡xx讀卡機,就能直接看得到!xx刻意去閱讀卡上的資料才能進一步看到。
A:看診內容都看得到嗎?
B:健保卡只會xx最近六次的看診日期,醫療診所的名稱及代碼。目前健保卡上還未紀錄看診的內容。你放心!

3.どうしても聞き取れなかった単語をマークアップ
A:我用健保卡看病,醫生是否看得到我之前的就醫紀錄
B:並不是把健保卡插入讀卡機,就能直接看得到!除非刻意去閱讀卡上的資料才能進一步看到。
A:看診內容都看得到嗎?
B:健保卡只會顯示最近六次的看診日期,醫療診所的名稱及代碼。目前健保卡上還未紀錄看診的內容。你放心!

聞き取れなかった単語は、自分が知らない単語か、
知っていてもその単語の発音がしっかりと身についてない単語ということです。

私はこういった単語をQuizlettというクイズアプリに全部記入し、
通学時間や翌日での復習がカンタンにできるようにしていました。

個人的なこだわりで、ノートに綺麗にまとめたり、
100回書くなどの作業は一切していません。一切書かない
そんなことするより、手軽に毎日反復できることが大事

今見てみれば、100セットx10~20単語あったので、
Quizlettだけで1500語くらいあります。なかなか頑張ってたな、私。

せっかくなので公開しておきましょう。間違いあるかもしれませんが。

Captcha Challenge…

楽しみながら中国語の発音に親しむ&シャドーイングに使えるPodcast2選

また、以上に加えてリスニングを徹底的に鍛えるために、
Podcastを聴き始めました。おすすめ2つを挙げておきますね!

  1. 聽故事學中文
    内容:中国の物語(故事、エッセイ、ことわざ)を平易な中国語で朗読&解説してくれる
    GoodPoint:めちゃきれいな普通話で聞き取りやすく、少々複雑な語彙は、すべて丁寧かつカンタンな言葉で解説をしてくれる
  2. 轉角國際
    内容:毎日の国際ニュース3~4つ紹介
    GoodPont:台湾のテレビニュースは非常に早口でかなり難しいのですが、このポッドキャストニュースは非常に聞き取りやすい。番組終了前のスモールトークで、同い年(20台)の台湾人の日常を垣間見れる。

Podcastは大体聞き流すだけですが、
聽故事學中文はスクリプトの読み上げが比較的ゆっくりなので、
たまにシャドーイングもしてましたね。発音練習にもなりますよ。

読解&語彙力Upの取り組み方

こちらも、基本的に使った材料は同じで、
上記の本の語彙パートをひたすら解きました。

要点は、やはりテストで問われる点を理解しておくことです。

テストで問われやすいのは、

同じような意味でも微妙に使われ方が異なる語彙
同じような漢字の組み合わせで意味が全然異なる語彙

ですね。

こういったものは、日本語の漢字力で攻略しようとしても歯が立たないどころか、
まんまと落とし穴にはまってしまいますので、確実に覚えるようにしましょう。

とはいえ、テストに登場するのは本当にお決まりパターンです。
地道に覚えましょう。下記に一例を挙げてみましょう。

  • 一直/一向
    問:小王回家以後(一直/一向)看電視。
  • 難以/難得/難道
  • 嚴厲/嚴肅/嚴謹

これも同じく、

  1. 辞書で調べる
  2. 類義語や対義語をしる
  3. 例文をみて類義語との使われ方の違いを知る
  4. Quizlettに入れてひたすら毎日復習 

とにかく空き時間を有効活用しましょう。

ポイントとしては、単語として覚えるのではなく、
文章の中での使われ方に注意すると、ニュアンスの違いなどがしっかり理解できるのでは
ないでしょうか。

ちょっとした自分の考え

中国語の語彙を増やす中で1番重要なのは、
ピンインと声調をしっかり覚えることだと思います。

また、ピンインを見て、漢字と意味を答える練習をするよりも、
漢字を見て、ピンインと声調と意味を答えられるようにする練習の方が有用です。

また、漢字をみて発音を再現する際、自分の声で発音を再現するのではなく、
脳内でネイティブの人に代わりに発音してもらいましょう。

どういうことかというと、

脳内で、先生でもYoutuberでもPodcasterでもいいので、
とにかくネイティブの人が話している様子を思い浮かべ、
その人であればこう発音するだろうというという音声を、脳内に再現するのです。

それがうまくできるようになると、
自ら発音するときもかなり綺麗なアクセントかつ自然な抑揚が再現できるようになります。

まとめ&1日のスケジュール

ということで、実際TOCFL合格までに授業出る以外で具体的にやったのは、参考書一冊を3周くらい解いて、毎日Quizlettで単語を復習して、後はひたすら模試を解くというくらいですね。

これでだいたい5ヶ月目には模試でBレベルはほぼ満点、
あとは読解を漢字力を駆使して望んで+αを得ることで、
点数がCレベルに乗ってくるようになりました。

しかし、いま思い出しても、特にリスニングは本当にキツかったです。
ほとんど何も聞き取れない状態から、なんとかピンインを書き取れるようになり、
その単語を認識できるようになるまで、ひたすらに聞きまくりました。

ほんと半泣きになりましたね。。

1日のスケジュールで行くと、
・9:00-11:00 リスニングの勉強+先日分の語彙復習
・12:00-15:00 授業
・15:00-18:00 読解部分の勉強
・帰宅後 宿題兼授業の復習

みたいな感じで、結構詰めてました。

ただし、冒頭に書いたよう、TOCFLのCレベルを取ったと言うことと、中国語運用能力が十分にあるというのは全く違います。なので、TOCFL取得後は、実際に運用していくことを重点に取り組みました。

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